キャバクラ暴行死で判決 被害女性の母「悔しい…」

 キャバクラ店の女性従業員に暴行を加えて死なせた罪に問われた男の裁判で、30日に判決が言い渡された。女性の父親は「悲しみは死ぬまで続く」と話している。

 19歳のシングルマザー・与島稜菜さん。当時2歳だった娘を残して帰らぬ人となった。30日、稜菜さんを暴行して死亡させた罪に問われている勤め先のキャバクラ店のオーナー・伊藤英治郎被告に判決が言い渡された。稜菜さんのことを気に掛けていた伊藤被告。客として店に来た時のことだった。腹を立てた伊藤被告は稜菜さんの髪をつかんで引きずり回し、顔を何度も踏み付けるなど暴行は少なくとも40分以上に及んだ。弁護側は多量の酒で異常な酩酊(めいてい)状態だったと主張していたが、判決では完全責任能力の状態にあったとされたのだった。最後に裁判長は、記憶がないと主張していた被告にこう諭した。
 裁判長:「被害者のお子さんはまだ小さくて、一番、愛情を注がなければいけない時期に急にお母さんがいなくなったという目に遭わせてしまっている。本当のお母さんというかけがえのない存在を失わせてしまった。時間をかけて思いを寄せて、きちんと受け止めて下さい」
 伊藤被告は無表情で「はい」と答えた。現在、4歳になった稜菜さんの娘・ミユちゃんは稜菜さんの両親が育てている。ミユちゃんは大好きだったママがなぜ帰ってこないか知らないという…。

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